野外教育(自然体験活動)の推進
講習会の様子がご覧になれます。→ | ![]() |
野外教育活動、とくに自然体験活動のいっそうの充実と推進に向けて、指導者の養成と指導技術の向上を図る目的で指導者講習会(アウトドアゲーム指導法講習会:通称アイオレ講習会)を実施しています。
また、野外教育に関する情報、実践記録等を集めた「野外教育情報」を年1回、第1号(平成9年10月)から第22号(平成26年2月)まで発行してきました。
平成27年からは年2回発行のニュースレター形式にあらためて、令和2年10月現在で、第12号まで発行してきています。
その他、指導者養成のための講習会で使用する教材として、パッケージド・プログラムと称される活動事例シート(アイオレシート)を65シート発行しています。
機関誌「野外教育情報」ニュースレターの発行
年2回、1月と7月に発行して、教育関係の諸機関・諸団体(教育センター・教育研究所、都道府県・主要市の教育委員会、青少年教育施設、大学、野外教育の指導者・研究者など)に配布(寄贈)しています。
※左の各号表紙をクリックすると、各著者の執筆内容がご覧になれます。
アウトドアゲーム指導法講習会
指導者および指導者を目指す方のための「アウトドアゲーム指導法」の講習会(通称:アイオレ講習会)を、文部科学省、日本キャンプ協会のご後援を得て、平成5年から実施しています。
平成29年の講習会は、第32回めの開催となりました。
現在では、NPO法人などの協力を得て、日帰り、1泊2日、2泊3日などのコースがあります。
アウトドアゲームは、野外とくに自然の中で体験する活動で、子どもたちが興味と関心をもって参加・活動できるように、ゲーム的な要素や手法もとり入れたプログラムとして構成されています。
五感を働かせる活動を通して、子どもたちに自然の美しさや不思議さを感じ取らせ、知的好奇心や探究心を芽生えさせ、仲間と協調して問題を解決させ、自分の 目と耳で確かめ、状況分析をし主体的に行動しようとする「生きる力」を育ませる、一定の目標をもった野外教育活動のひとつです。
アイオレシート[IORE SHEET]
アイオレシートは、手軽にフィールドに持ち出せるように開発された、いわゆる「パッケージドプログラム」(Packaged Program)と呼ばれる野外教育の教材の一種です。
アイオレ/IOREとは、Illustrations of Outdoor Recreation & Education の頭文字をとったもので、Illustrationには、[例証・事例][さし絵・解説図]などの意味があります。
一つ一つのパッケージは、イラストや図を配してわかりやすく解説してあり、本や冊子のような形ではなく独立したシートになっていて、活動のねらいや概要、 準備するもの、活動の手順、活動のまとめなどが整理されて書かれています。
必要なシートだけを抜き出して持ち歩くことができ、水に濡れても傷まないようにシートには、ビニルコーティングがされています。
現在は65種のアイオレシートが用意されています。 今後も継続的に更新されていく予定です。
講習会の参加者がゲーム創作において考案し、評価が高かった内容のものは、自然体験活動促進委員会での審議をへた上で、シート化されているものもあります。
非売品ですので販売はしておりません。アウトドアゲーム指導法講習会に参加された方で、希望者に原価でお渡ししております。